機動戦士Zガンダム外伝 審判のメイス ガンダム ケストレル GUNDAM KESTREL

2017年10月号に掲載された第8話では、“アクシズの騎士”オーラフ・デールとヨーンが激しくしのぎを削ります。





高い機動性を誇るリゲルグと、一年戦争から戦場に身を置き続けてきたオーラフの技量に翻弄されるヨーン。彼は活路を見出すことができるのでしょうか……。


そんなガンダム[グリンブルスティ]の兄弟機にあたるガンダム[ケストレル]。その性能や装備については、この連載で詳しく解説してきましたがそれも今回で最後です。今回は、ガンダム[ケストレル]とガンダム[グリンブルスティ]の開発に関わった人々と、機体に搭載された特殊システム「シャーマン・フレーム」について解説していきます。


ガンダム[グリンブルスティ]はもともとオークランド研究所が強化人間用の機体として開発・建造を行っていた機体です。しかしエゥーゴに1号機が鹵獲され、装甲や機体色を変えたガンダム[ケストレル]として生まれ変わりました。


パイロットを務めたヴァン・アシリアイノ以外にも、ガンダム[ケストレル]の開発には多くの人々が関わっています。



エゥーゴでガンダム[ケストレル]の開発主任を務めたドクター・アルヴィースや、ヴァンの前にテストパイロットなどを務めたソウイチ・オビノなどがそれにあたります。彼らの献身があったからこそ、ガンダム[ケストレル]はヴァンの乗機として、グリプス戦役で確かな戦果を残すことができたのです。




ティターンズからエゥーゴに転向し、ガンダム[ケストレル]のテストパイロットを務めたソウイチ・オビノ。グリプス戦役終盤にはデルフォイに配属され、激戦を戦い抜きました。



また、ガンダム[ケストレル]を語るうえで最も重要な人物が、ティターンズに所属していたMSパイロットのロスヴァイセです。ガンダム[グリンブルスティ]は、もともと彼女のために開発されていた機体でした。しかし、機体がエゥーゴに鹵獲されたため、彼女が搭乗することはありませんでした。




ロスヴァイセ

ロスヴァイセはオークランド研究所で調整を受けた強化人間です。十代半ばの少女でありながら高いMS操縦技術を有していましたが、感応波レベルが低かったため、研究所では「未完成品」と呼ばれていました。しかしティターンズに配属され、彼女をひとりの人間として扱うアーネスト・マクガイアという上官に出会ったことで彼女の運命は動き出します。ロスヴァイセという名前も、アーネストの要望でつけられたものです。




ロスヴァイセは他者とのコミュニケーションを取ることが苦手で、心を許したアーネストに依存した状態にあったようです。ティターンズに配属後の階級は軍曹。





ティターンズの士官であるアーネスト・マクガイア。ヴァンの幼なじみで、彼にとって兄のような存在でした。またエスター・マッキャンベルの元上官でもあります。





ガンダム[ケストレル]には、「シャーマン・フレーム」と呼ばれる特殊システムが搭載されています。これは、パイロットの脳波を機体の動きに反映させるというもので、ある意味では準サイコミュに匹敵するコントロール装置でした。「考えるだけで、機体を制御できる」とも同義の本システムは、高機動機であるガンダム[ケストレル]を操縦するうえで、有用なものだったといえます。


この「シャーマン・フレーム」は兄弟機であるガンダム[グリンブルスティ]にももちろん搭載されています。


「シャーマン・フレーム」には、搭乗するパイロットの脳波のサンプリングが必要でした。ヨーンもシミュレーターでその性能の一端を体験しています。




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